リーダーシップトレーニング②
前職の外資系企業でうけたリーダーシップトレーニングの中で、きつめですが大きな成長の機会を与えてくれたプログラムをもう一つ、シェアします。
それは「リバーオブライフ」というもの。大きな模造紙を前日に渡され、そこにマジックで今までたどってきた人生の川、川の絵をかいて紆余曲折、転機のタイミングを脇に書き込んできて、グループ内、チーム内に制限時間内に一人ずつ発表するというものでした。
どこまでを共有するか、は当然本人が範囲を決められることなのですが、ここにはなるべく、挫折、辛かった経験を明かしてしまえるようになることを促されます。
通常、人には隠しておきたいような弱みを、開き直ってみせられる人の方が結局は強くなれるからです。

チーム内でも、過去の実績を話すことはあっても失敗談や傷ついたことを積極的に話す機会はそうそうないので、チームになったメンバーは毎日顔をみて一緒に働いている同僚や、飲みにいっている仲の良い同僚が多かったのですが、各々から語られる話は想像もしなかった驚きあるものばかりでした。
柔和な人格者な同僚は音信不通に兄弟となるほど荒れた家庭環境で育っていたり、前職でパワハラにあい、病気になっていたり、また別の同僚は大学中退という理由で前職で上司にひどいことを言われ、その悔しさをバネに現在の彼も強みであるエクセルマスターともいうべきスキルと分析力をつけたことがわかったり、、、
それぞれプレゼンが終わると、心を開いて、痛みを共有してくれた勇気にありがとうと感じ、皆、心をこめて拍手しあいました。
チームの結束力もとても強くなり、発表した側としてもすべてさらけ出し、普段光を当てなかった闇を冷静に見つめることで、傷を癒して乗り越えられるというか、もう次のステージにいった自分を感じ、一皮むける体験でした。
飾らず、堂々と、真っ向勝負できる人はストレートでシンプルで強い。
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